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脳対脳のやり取り, 2005/01/25
レビュアー: 伊藤 賢 (プロフィールを見る) 東京都台東区
営業行為=「脳対脳のやり取り」とし、70個の「営業脳トレーニング」⇒「脳力営業法」の自己開発プログラムで営業の達人に! というのが大まかな筋というか売り?。もちろん、書かれている内容は日本での営業活動に、 何も考えずに適用するのはどうかというものも多々ある。
が、脳の研究を続けその目的を知るブザン氏の自己啓発コースを、イズラエル氏の営業スキル用にアレンジ(融合というべきかも) したというような内容で非常に興味深い。また、「頭がよくなる本」と同様、 比較的原著に忠実に訳されているように感じるのも好感が持てる。
具体的な構成は、ブザン氏の得意の脳の特性、創造的キーワード・想起的キーワードなどの言葉の定義、記憶の鍵として「映像化」と 「関連付け」に関する話などを元にして、マインドマップやその応用方法としての専門知識の身につけ方 (フォトリーディングのシントピックリーディングに考え方が近いのかも。よりとっつきやすいとは思うけど。)、 顧客プロフィールの作成というような具体的なツールとその詳細の話が展開されていく。そしてその合間に、 それらを身につけたり定着させたりするための70のトレーニングが挿入されているというもの。
ちなみに、紹介されているツールで主なものは「マインド・マトリックス」「五感営業法」「マインドマップ」「営業記憶法」 「営業コンパス」など。こうして日本語にして並べると「ちょっと・・・」というようなものもあるかもしれないが、 それぞれ非常に興味深いものだった。
ちなみに、紹介されているツールで主なものは「マインド・マトリックス」「五感営業法」「マインドマップ」「営業記憶法」 「営業コンパス」など。こうして日本語にして並べると「ちょっと・・・」というようなものもあるかもしれないが、 それぞれ非常に興味深いものだった。
売れる脳トレ トニー・ブザン リチャード・イズラエル by G-Tools |