2009年7月21日の日経新聞夕刊に「英語上達の妙薬」というコラムが掲載されていました。書いた方は、国際海洋法裁判所判事 柳井 俊二さん。
1.15分程度のアメリカ大統領の演説を丸暗記して皆の前で話す。
2.ジャズバーで飲んで歌う(歌詞は暗唱)
3.RとLの発音
というもの。
1.は、私の場合、Tony Buzanのビデオをひたすら見て暗記し、とりあえず大きな声で話すをやっていました。これは、私の英語の師匠の一人近田さんからのアドバイス。繰り返すと「馴化」が起こり、意識的なレベルでの英語の学習が進んでいたのかは疑問ですが、発音のための筋肉なり、マインドマップの知識なりはかなりついた気がします。まぁ、この記事には「15分程度でも」とありましたが、私の場合5分でも結構大変でしたけどね。
2.は、「酒は英語の妙薬」ということで外国人のバックパッカーが集まったり、イギリス人が集まったりするバーで飲んで話しかけるをやっていました。
3.は、個人レッスンを受けていたイギリス人に
"I can see clearly that wallaby. That wallaby I clearly see."
というのをひたすら練習しろと。こいつはなかなかいい訓練で意識すればある程度、区別してRとLの発音の差はつけられる様になりました。
が!この記事の最も良かった点は、
「Rの発音の際には、舌にビオフェルミンを一粒乗せてRと言う」
こうする事で、舌が上あごにつきにくくなり、Rの発音ができるというもの。
こいつは、上記の様な例文である程度練習していると確かにRっぽく発音できている。
残念ながら私はまだぱっと聴いただけではRとLの区別はつかないし、ある程度意識しないと発音もできませんが、これこそ脳の馴化を使って無意識の動作に落し込むべきところ。
最初にこういう「妙薬」があると学習も楽しく進みますね。
マインドマップのセミナーでもこういうことを伝える様にさらに工夫していこうと思った次第でした。