【mindmap.jp#050714】「スイッチ」 ■■◆ 【60秒で脳を30%活性化!マインドマップ活用術 #050714】 ■■■ 2005/07/14 ■■■ 発行部数: 2,135 部 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ご挨拶:◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんばんは。 今回は、先週の予告どおり「ゾーン」とか 「スイッチ」の話をします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆キーワード&テーマ:◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【スイッチ】 今日のマインドマップ=> http://mindmap.jp/000171.html (今日は、手書きメモマインドマップ) 今日は【スイッチ】をテーマに 60秒で、マインドマップを作ってみましょう。 あ!今日は、下の本文を読んでからにしてくださいね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆本文(コード):◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ゾーン 昔、学生のころバイク便をやっていた時期がありました。 普通に都内を一日に200kmぐらいは走ったりしてました。 バイク便をやっているといろいろ普通では経験できない ことを経験できるようで、ほかのバイク便の人が事故ったり、 青いシートをかぶっている、もしくはその前段階のモノを見たり、 自分がカエルみたいに地面に転がってみたり、最悪なのは昨日まで 話をしていた人が、、なんてことまでありました。 気の弱い私は、朝起きて「あー、今日は俺の番かなぁ」なんて ドキドキしながらバイクにまたがっていたものです。 ま、バイクにまたがるとそんなこと忘れてるんですけどね。 当時の私は、目の前のことを一生懸命やるぐらいしか思いつかなかったんですね。 そして、そんな経験をしながら、走っている車の呼吸を読んで すり抜けるようになり、都内の主要な道路の信号のタイミングは 読むようになります。ちなみに、事故ったときは、 本当にすべてがスローモーションに見えましたよ。 残念ながら走馬灯は見えなかったですけどね。 それから、いろいろあって何年もバイクに乗らない時期が続き、 あるときまたバイクを購入しました。今度は、 今流行の単気筒のビックスクーターです。 最初は、あまりにもトロいので怖かったです。 が、前段の経験が、レミニセンス効果とかで熟成されたのか、 あるとき「リズム」を覚えるようになりました。 スポーツとかでいう「ゾーン」ってやつですかね。 ボールがとまって見えるとかそういうやつ。私の場合、 「目に映っているすべての車・バイクの呼吸が読め、次の動き、 空気の流れ、路面の状態が感じられるような感覚」、 さらにいうと「あるべきものがすべてあるべき場所にあるような感覚」 にさらっと入れるようになりました。 たぶん、今も集中力を少しだけ高めてその方向に持っていけばOKです。 ただ、入りすぎると戻ってこれなさそうなのでブレーキかけますけどね。。 ●つぎへ 別に、命を危険にさらすような状況に身をおけば能力が上がるとか、 そういうことをいいたいわけではないです。 というか、前段階の経験で、特に有用だと思うのは、「呼吸を読む」 ぐらいのことで、あとは「リズム」と、それを知ってからの 「ゾーン」の経験が意味を持っているぐらいだと思います。 あえて意味を探せばね。このやり方ではむしろ失ったものの方が はるかに多いですし、こんな経験必要ないです。 重要なのは、ある目的に向かって、何かを得ようとして、 の日々の行動ってのはあるとき「化ける」とか 「スイッチが入る」ってこと。そして、そのことを知り、 それを意識して日々の行動を行うってこと。 ●集まる 先週、「ゾーン」とか「スイッチ」の話を書くって、書いた後、 いろいろ情報が集まってくるんですよね。勝手に。 ちょうど読もうと思って読んでいなかった岡本史郎氏の 「成功はどこからやってくるのか?」 にも「スイッチ」の話が載っていたし、 今朝会社の人の話でも「訓練」と「練習」の 違いとかいう話をしていました。 そもそもこれを書こうと思ったきっかけの先週の、 池谷さんの記事の紹介(http://mindmap.jp/000170.html) もそうだし、ね。 これを日本では大人気の心理学者ユングさんの 「シンクロニシティ」って呼んでも、 石井裕之氏の「コールドリーディング」(http://tinyurl.com/dbc2m) で紹介されていたような「セレクティブメモリ」 って呼んでもいいけど、とにかく「ある方向に向かう」 ってことはそっちの方向に「無意識のアンテナ」 を立てている状態なんですよね。目を閉じて 「赤いものを探せ」っていって目を開けると赤いものが目 にぱっと入ってくるってやつね。 だから普通だったら見過ごしてしまうことをキャッチできる。 まるで必要なものが集まってくるかのように。 そして、これが一気に起こるのが、「スイッチが入った」状態なんでしょうね。 ●上達 マインドマップも、最初は面白いと思いながらも、 「描き方これでOKなのかなぁ」なんて思いながらも続けていると、 すぐに「スイッチ」に到達します。 もちろん、トニー・ブザン氏の言うルールに忠実なほうが 効果は大きいのだと思うけど、とりあえずは自分スタイルでもある 程度迷いながらでも描き続けるのがお勧めです。 最初から「〓しなければならない」が多すぎるといやになっちゃうしね。 色とか絵とかの効果ってのはある程度試してみて、 身をもって知るのが一番よいと思う。 マインドマップって、確かにすごいけど、そ んなに高尚なものじゃなくって、もっとみんな普通に使えるツール ってところがすごいところだと思うのです。 たとえば、フォトリーディングとか柔道とかの関節技とかよりも もっと簡単にその「スイッチ」の段階に到達できるものだと思うからね。 来週は、「フラクタル」がテーマね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●バックナンバー1(サイト)
●その2 ●その4 ●その5 > メルマガで紹介されていた夢をマインドマップで記録することですが、 ではでは 発行者: 伊藤 賢(紹介記事は→ http://mindmap.jp/000096.html) |
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