実践力のある活用術を管理人の体験を基に紹介

東大生&イラストレータ・マインドマッパーのセミナー

20081012サンデーヒルズカンファレンス


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2008年10月12日のサンデーヒルズカンファレンスに参加してきました。
講師は、私の主催する「マインドマップ(R)基礎講座」に参加してくださった淺田義和さん山本さをんさんのお二人が、マインドマッパーとしてのお話でした。

セミナーは3部構成でした。

淺田さんのパート

まずは、淺田さんのパート。 自己紹介のところで、ネットワークやグラフ理論を卒論にしていたのを初めて知りました(淺田さんは、東京大学の博士課程なので学部生の頃の卒論、、だと思う)。

隣の人と自己紹介をかわすなどアイスブレイキングを効果的に取り入れて参加者の緊張をほぐしていました。
コンテンツは、最近よくある「東大生の勉強法」を「僕も東大生だけどそんなのやったことない」と切り、
「受験のための勉強法」「在学中の勉強法」「社会人になってからの勉強法」と分けて、最も必要とされているのは「社会人になってからの勉強法」ではないかと。
また、自らの勉強法から得に効果があったと思われる要素を抽出することにより、汎用性を高めた淺田メソッドを提示されていました。

具体的には、
1.繰り返す!
2.制限時間の半分で解く
3.5感を使う(共感覚的な感じの)
4.関連付け
5.ご褒美
 「○回やったら、●●をやる」とか。またそのための回数の記録、スタンプカードの利用(これは行動科学とかかな)
6.仕組み化(朝、○○をやるとか、読書マインドマップのテンプレート化など)

そして、結局2〜6は、1を行うためのサポートと言う位置づけだそうです。
この話には、全く同感。

一方スライドもシンプルなもので、自らのキャラクターも利用しつつ非常に効果的に利用されていたのが印象的でした。構成もしっかりしていて、さらっとやっていたけど相当作り込んだのだろうな。。

山本さんのパート

山本さんは、ホワイトボードを使ってのプレゼン。マインドマップに出会うこと、もっというと、簿記2級の合格体験からブログなどでのアウトプットを積極的に行うことによって人生が変わったよ、というご自身の成功体験のお話。 そして、アウトプットツールとしてのブログと、そのブログの差別化としてイメージ(画像やイラスト)を使うのがおすすめとのこと。例えば、記事に直接関係なくとも画像を張っておくとか。これを聞いて、記事に常にイメージを効果的に活用しているCOULDの長谷川恭久さんを思い出しました。

「マインドマップを広めたい」

最後に主催の斉藤さんと三人で対談 質問OKとのことでしたので、いくつか質問をさせていただきました。 淺田さん、山本さんともに「マインドマップを広めたい」とのことだったので、そのモチベーションについて。

山本さんは、「自分が好きだから、それを人にすすめる」という自己満足
淺田さんは、自己満足ともう一つ「研究対象」とのこと。
なるほど。そういうのもありだな。

一方で、私は、どうだったろうと考えてみました。
mindmap.jpをはじめた当初、日本語でマインドマップの情報を提供しているサイトがほとんどなかったので、誰か自分と同じ様にマインドマップに興味を持っている人の役に立てればいいな、という感じでした。

それが今は、マインドマップというよりそのベースのメンタル・リテラシィが広がった世の中を見るのだという感覚が強い。BLIになって、トニー・ブザン氏に何度もあっているうちに、そう変化していって、この未来は確実にくることに確信があるのですよね。

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