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マインドマップとは(旧)

●最新版は、こちら

マインド・マップとは、Mental Literacy(直訳すると「知能に関する読み書きの能力」ね)という考え方にそった、Memory(記憶)Creative Thinking(創造的思考)の強化など、脳の力をより強力に引き出すノート法です。

マインドマップは、簡単に言うと、中心になるアイディアから線を引いて、その線の上に絵や言葉を書いていくというただそれだけのものです。 普通のノートのように線形に書いていくのではなく、非線形・放射状にキーワードを広げていくという手法です。これは、ニューロンから無数に伸びる神経突起のシナプス結合のネットワークとされる、「人間の記憶の仕組み」にそったものです。

このように、キーワードを絞るということは、リチャード・コッチ氏が「80対20の法則」の中で言っている「重要な少数」(vital few)に集中できるだけではなく、本来の人間の脳の働きに近く脳に優しいため、記憶、想起、創造にとても有用であり、また集中しやすいなど様々な利点があります。さらに「創造」という行為は、この人間の記憶の仕組みのために生まれてくるのですから、当然創造的・知的な作業にも効果があるなど、マインドマップ作り自体を楽しんで行うことができます。

実際に試してみれば、その効果をすぐに理解できると思います。それに、使いつづけて身に付ければ様々な場面で役に立てることができます。

ただ、普通のノートと違うために、最初の段階で拒絶する人も多いです。仕事上、創造的であることを特に求められるような方や記憶などの仕組みを多少とも研究したことのある方の場合は、比較的すんなりと受け入れられることが多いようですが、学校とかで授業の内容ではなく、ノートを取ること自体に命を懸けてきたような人にはなかなかとっつきにくいようです:P。また、簡単な手法ですが、それゆえに習慣になるまで描かないと身につく前にメンドクサイという気持ちになってしまうかもしれません。

 とりあえず、Mind Mapの開発者Tony Buzan氏のサイト(英語)と、私が見たところMind Mappingに最も参考になったMind Mapの本を参考文献としてあげておきます。
注)この本の中では、Mind Map=「頭脳地図」となっています


●このページの主な参考文献

Buzan Centres
開発者Tony Buzan氏のHP(英語)

「頭がよくなる本」
トニー ブザン著、東京図書版 ISBN: 4489005261
日本語で出版されているマインド・マップ関連の本は大体読んだと思うのですが、これがい一番簡単に分かりやすくまとめられているようです。出版年度は少々古いです。また、この本の中では、マインド・マップ=頭脳地図と訳されています。 (楽天ブックスの記事はこちら )

AWS内のMind Mapに関するページ
英文でマインドマップに関する情報が分かりやすくまとめてあったのですが、なくなってしまったようです。

"The Mind Map Book"
「人生に奇跡を起こすノート術—マインド・マップ放射思考」 の原著で、英語がいくらかでもできる方は、絶対にこちらをお勧めします。(訳本は、訳者の会社に都合のいい宣伝のようになっている部分が目立ちすぎるため)

「記憶力を強くする—最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方」
池谷裕二 著 ISBN4-06-257315-6 980円 (税抜)
(楽天ブックスの記事はこちら )
Gaya's homepage(著者HP)

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●関連リンク
「マインドマップ」PDF まなべさんの作成されたマインドマップを解説したPDFです。このサイトも参考文献としてあげていただいています。

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