
(c) GOETHE|写真素材 PIXTA
自動化と意識化
先日、私がお世話になっている会社において室内に入るためのセキュリティキーが変更になりました。自動化と意識化
先日、私がお世話になっている会社において室内に入るためのセキュリティキーが変更になりました。スタッフの方は、それぞれ語呂合わせなどを作って憶えようとするのですが、当初はどうしても間違いが頻発します。
その様子をなんとなく観察していくと、数日経つうちにミスの発生頻度は目に見えて下がっていきます。
最初は、無意識に(自動的に)以前のパスワードを入力してしまうのでしょう。それが意識されるようになり、さらに繰り返されることにより、ほぼ自動的にパスワードを入力できるようになるようです。
私たちの脳は、物事を効率的に処理するために、新しいことに関しては関心を寄せエネルギーをつぎ込んでも憶えようとします。そして繰り返される行動の場合には、無駄なエネルギーを使わないでも処理できるように自動化されていきます。
「勉強にハマる脳の作り方」によれば、このように無意識化・自動化された動作は、さらに快感にも結びつくそうです。確かに、私自身最初は到底出来ないと思っていたキーボードのタッチタイピングや、格闘技の関節技が出来るようになった後は、その行動を行うたびにある種、快感を感じていたと思います。皆さんもスポーツや仕事などで自然と出来るようになった動作には、何かしら快感とまでは言わないにせよ、心地よさを感じていたのではないでしょうか?
そしてさらに、ある程度自然にできるようになったら、さらにそれを意識してやってみる。これが継続的な改善を生み、物事のスキルをさらに高いレベルに上げていくようです。このプロセス自体、トニー・ブザン氏の言うTEFCASの考え方にもそのままマッチするものだと思います。
マインドマップに適応
マインドマップをスキル化する際にもこのプロセスを意識してみてはいかがでしょう? マインドマップは、脳の思考や記憶の方法にそった手法であるためあまりストレスなく導入することが出来ます。それでも、やはり普段使わないカラーペンを使ったり、曲線を使って放射状にキーワードを紐付けていったり、という行為は抵抗感を生む要因にもなりうることでしょう。実際、マインドマップの効果を知ってもそれを、自分自身の生活に導入するに至らない人も多々いるようです。まずは、活用できるシーンでつかってみること。これを繰り返すと、ある特定のシーンではすぐに自然にかける様になるはずです。そしてその活用範囲を広げるためには、意識してさらに別なシーンでもつかってみること。こうすることで活用範囲は、広がっていきます。
そして、このプロセスは、活用範囲を広げるだけではなく思考を深めていく際も同様です。マインドマップをかくという動作においても、無意識化され自動的にできる側面と、かいている内容を意識しさらに思考を深め、純化させていくという両面があってさこそさらに高いレベルに至れるのではないかと思います。
参考文献
今日の参考文献は、どちらも文字数が少ない本なので、さらっと読めますよ。おまけ)セミナー受講生の方から
実際にすぐ使えるワークが沢山取り入れられており,自分の生活ですぐ使えるような講座だったことで,使いこなす自分の姿が思い描きやすく,とてもよかった。理論以上に,実用的な面で生かせるように工夫されていた。 ひで様私は、セミナーにて上記のような感想をよく頂きます。
マインドマップは、知識と技能を伝えることはインストラクターとしては、それほど難しくないと考えています。それを実際に遂行して頂けるように、私自身の経験を下に、理論に加えて実用面にリンクしてもらえるような構成に工夫しています。まさに、スキルとして自動化され、そしてそれをさらに活用範囲と思考や学習の深さを深められるように。












