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復習の億劫さ
突然ですが、復習することって億劫じゃないですか? 私たちは、小学校のころから「復習は大事」と言われ続けてきていると思いますが、本当に復習の大切差を知っている人は少ないような気がします。さらに大切さを知って、さらに実行している人となるともっと少ないのではないでしょうか?そんな、私も復習の大切さは、マインドマップに出会ったころつまり、トニー・ブザンの「頭がよくなる本」("User Your Head")"を読んでやっと理解しました。というか、理解した気になっていました。
それが、本当に理解できたのは、実際にこの本に書かれている「有機的学習法」(MMOST)を試した後でした。
そのときは、あまりにも簡単な方法であるにも関わらず、その効果の大きさに驚きました。
それは初めてマインドマップを知ったときと同じような、もしかするとそれ以上の驚きでした。
そこで疑問が一つ。
なんでこんなに効果がある方法であるにもかかわらず、今までやらなかったのか。マインドマップも作りっぱなしで、せいぜい指でなぞる程度しか復習をしなかったのか。。
なんてことを考えてみました。
そこで考えた理由は二つ。
一つは、私たち人間の「あたらしもの好き(ネオフィリア)という性質」。
そしてもう一つは、「変化を元に戻そうとする性質」
から説明できるのではないかと仮定してみました。これらについて一つずつみてみましょう。
「あたらしもの好き」と「変化を元に戻そうとする性質」
「あたらしもの好き(ネオフィリア)」というのは、私たち人間の傾向だそうです。
私たちの脳は、新しい刺激に対しては反応するが、逆にある程度知っているとみなしたものについては、型にはめて処理してしまうようです。
脳は、出来るだけ省エネで動こうとするのでこういう傾向になるのでしょうね。もしくは人間の進歩はこの傾向のためだとする話もあるようです。
例えば、私の場合だと、音声学習をしようとすると英語どころか日本語であってもわずか数回で飽きてしまい、耳にヘッドフォンを入れているだけで聞いていないという状況になってしまいます。
私の場合、NLPなどでいうV(視覚)とK(身体感覚)が強くA(聴覚)が弱いタイプなのかもしれませんが、。
また、マインドマップを使った学習の場合、マインドマップを完成させた時点で「すっきりっ!」な状態になります。そしてそれに満足して後は読み返しもしない、なんてことになりがちなのではないでしょうか?
マインドマップは別に書いたら一回で憶えるというものではないのでこれでは、その本来の効果も発揮されなくなってしまいます。
そしてもう一つ、「変化を元に戻そうとする性質」
私たちの脳は、何らかの変化に対しては、それがポジティブなものであれネガティブなものであれその状況を元に戻そうとする性質があるというもの。これは、何か新しい習慣を身につけようとしても多くの場合「三日坊主」で終わってしまいがちなのもこの性質によるものと思われます。
これに関する私たちの「脳」の傾向は、「脳が教える!1つの習慣」という本に詳しく書かれています。
ちなみに、この本は、私が去年(2008年)読んだ最もよかった本の一冊です。是非お読みください。
対策は?
というわけで、この傾向を乗り越えてマインドマップによる復習を身につける方法を考えてみました。まずは、マインドマップを使った復習の効果を実感すること。
(別途記事を書く予定ですが、簡単に言うと完成下マインドマップを伏せてその内容を思い出そうとすること。詳細は、「頭がよくなる本」を参照)
次にスモールステップに分けること。
最初から大きな変化を起こそうとすると、上記のとおり脳の仕組み上必ず反動が来るためですね。
具体的には、すべての学習に導入するのではなくちょっとした会議の後の見直しなどを行ってみること(会議の場合は、別マインドマップを書くというよりも一つ一つ確認する程度でよいと思います)
そして、仕組み化をすること。
復習のタイミングをGoogleCalenderなどでスケジュールしておいて自分にアラートを上げるなどしておくことなどで復習のタイミングを仕組み化しておくとある程度の強制力が働いて自動的に復習が行えるようになって行きます。
ちなみに私が講師を務める「マインドマップ®基礎講座」では、「この効果を体感する」ということと理論を落とし込んで頂くということができるように工夫しています。
参考文献
mindmap.jpの記事はこちら












