2008年5月10日
トニー・ブザン来日記念 教育カンファレンス
の様子についてです。伊藤 賢が講師をつとめた「マインドマップ(R)基礎講座」参加者限定のメーリングリストに投稿したものに、加筆・修正を加えたものです。
昨日、トニー・ブザン氏の教育カンファレンスに行ってきました。
リハーサルからの参加で舞台裏から見ていたのですが
トニー・ブザン先生は、改めて「世界的なプレゼンテーター」と
呼ばれるだけのことはあるなとわくわくしながら見ておりました。
# とはいえ裏方にいたためイベントの全体像はつかめていませんが。
もちろん、神田さんやそのほかのパネラーの
皆さんのディスカッションもとても興味深いものでした。
さて、そんな中、マインドマップ作品の授賞式がありました。
私のセミナーに出席してくださった山本さをんさんも受賞されており
お会いした当時よりとても成長されている様子を
なんとなく感慨深く見ておりました。
もちろん、マインドマップだけではなくご本人の努力の賜物です。
そして、もうひとかた、私のセミナーの受講生の代島先生の生徒さんも
受賞されておりマインドマップは、それ自体がひとつの
遺伝子を持った生物のように広がっていく様には鳥肌が立つ思いでした。
これは、カンファレンス後に開催されたブザン教育協会の集まりで
トニー・ブザン氏、ご本人のご挨拶でも同じようなお話がありました。
知識が遺伝子(Gene)のように伝わっていくという、
リチャード・ドーキンスMeme(ミーム)という概念(あっていますよね?)を
知ったときは、ずいぶんロマンティックに過ぎるのではないか?
と思ったりもしましたが、これは真実かもしれないと改めて思いました。
山本さん、代島先生、そして代島先生の生徒の方おめでとうございました。
ちなみに、ブザン教育協会の集まりは、インストラクターもしくはフェロー向けに
開催されたものなのですが、ここではやはりマインドマップインストラクターの
森さん、康さんにお会いしました。
この二人も私のセミナーを受講して頂いた方です。
マインドマップの有機的な広がりは、その表現だけではなく
人のつながりや、神田さんの言う「構想実現力」をこえ、それ自体が広がっていくようです。
そろそろそのティピングポイントを迎えるのかもしれないなぁと感じています。