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【淺田義和さん】「勉強に使えそう」と思いました。

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今回は、ブログ「創造マラソン」の淺田義和さんにインタビューを行いました。
インタビューにもあるとおり、もともと淺田さんとは、ブログつながりです。
彼が大学院生の頃に初めて直接お会いしたのですが、今は栃木県にある自治医科大学にお勤め。
今回は、職場見学も兼ねてお伺いしてきました。

淺田義和さん

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※淺田さんとインタビューのために準備していただいたマインドマップ。この日は、二人でいろいろ話をしたあとなので、書き込みも増えています。クリックすると拡大表示されます。

自治医科大学 メディカルシミュレーションセンター 助教
マインドマップコーチ・マインドマップ研修フェロー
ブログ「創造マラソン」(http://yasada.biz/)主宰 etc.

1981年茨城県水戸市生まれ
2001年東京大学入学
2005年東京大学大学院 進
2010年東京大学大学院 工学系研究科終了・現職
※上記は、2011年5月現在、

マインドマップとの出会い

伊藤:淺田さんは、いつごろどんなきっかけでマインドマップなどの思考ツールやスキルに興味を持つようになりましたか?

2001年にフォトリーディングの本が翻訳された際に、マインドマップを知り興味を持ちました。フォトリーディングは挫折したけど、マインドマップは印象に残っていましたね。

「マインドマップは、使えそうだなぁ」と。

そこから、独学でマインドマップっぽいものを書き始めました。そのころに、伊藤さんのmindmap.jpを見つけたんです。

最初は、大学の勉強に使えそう!と思いました。

伊藤:その時、マインドマップを使って「こうしたい」「こうなりたい」という思いはありましたか?

そのころは、丁度、大学一年だったので、「勉強に使えそう」と思いました。

また、2005年ごろの4年生が終わった頃の年明けにブログを書き始めたのですが、ブログのネタになりそうだなぁと思っていましたね。
ちなみに、その頃に本を読み始めました。実は、それまで本をまったく読まない人だったんです。

マインドマップに関しては、最初は、発想を広げるよりも、整理する方にしか使っていませんでしたね。

伊藤:マインドマップで授業のノートとったりしていていましたか?

ええ。とっていましたよ。
とはいえ、最初にとろうとした授業は、数式ばっかりの理系授業だったのでくじけましたけどね(笑)

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※本文にはあまり関係有りませんが、インタビューを行ったシュミレーションセンターにはこういう人体模型(?)がたくさんありました。一体一千万円ほどだそうです。

マインドマップの講座受講のきっかけ

そのころ(大学院生の頃)、マインドマップの講座は幾つかあって、伊藤さんがやっているのも知っていました。 伊藤さんが、BLI(Buzan Licensed Instructor:マインドマップ公認インストラクターの正式名称です) になられたということで、「じゃあいくか!」と思って受講しました。

伊藤:ブログではお互いやり取りがありましたからね。

やはり、知っていたからこそ受けたいというのがありましたね。

伊藤:mindmap.jpの第一印象はどんなでしたか?

まずは、「マインドマップの情報がまとまっているなぁ」というものです。
当時、検索で最初に引っかかったのがmindmap.jpでした。
Webサイトとして、コンテンツをまとめるというのはこういう感じなのかと思いました。

次に、「ブザン公認」というのができて権利的に大丈夫なのかな?と。(笑)
これは、伊藤さん自身がその公認になることでクリアされてましたよね。

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※淺田さんは、学生さんに、マインドマップやワールドカフェを使って教えているそうです。その教室に貼り出してあった変形マインドマップ。こちらも、クリックすると拡大します。

講座に申しこむ際

伊藤:講座に申し込む際、他の講座と比較しましましたか?

まったくしていないです。

強いてポイントを挙げると、
・すでにブログを通じて知っている人だった。
・公認を取られた。
・ルールを守るべきかどうかというのを伊藤さん自身がいろいろ考えているのを知っていたので聴きやすいだろうなと思った。

といったところですね。

mindmap.jpのマインドマップ講座の印象

伊藤:講座を受講されてどんな印象でしたか?

それまで、マインドマップもどきを描いていたときって雑に「ザザっ」としかかいていなかったので、じっくり丁寧に描くということをしていませんでした。

それを初めてやったのが講座でした。
なので、丁寧にかくことは普段と違うなぁと感じたのが一つ。

もうひとつは、その当時は普段の大学の授業や大人数のセミナーを聞きに行くが多かったので、グループワークなどをやるのが新鮮でした。


そして、聞けてよかったなぁという話は、
「マインドマップとはいえ、万能ではない。」「使い分けたほうがいいよ」ということ
です。

また、その後、アフターフォローがあり、メールできたりというのはよかったですね。

マインドマップ講座の受講後:

伊藤:講座を受講してよくなったことはどんなことですか?

受講後は、まず見返しやすいマインドマップがかけるようになりました。

伊藤:そういえば、あの頃は会うたびにマインドマップが上達していましたね。

そして、発想を膨らますとか、発散させる方にも使うようになり、目標とか夢とかそちらにも使うようになりましたね。

あとは、見やすいマインドマップになったからか、自分の中での客寄せパンダになりました。

伊藤:「客寄せパンダ」といういうと?

例えば、セミナー会場で書いているときに、人に話しかけられやすくなりましたね。
あと、ブログのネタに使ったりとかですね。


マインドマップの日々の活用


伊藤:淺田さんは今、マインドマップはどのように活用されていますか?

まず、プライベートでやっているのは、B6サイズ日記を描いています。
その日の食べた物とか、何処に行ったとか、仕事でなにをしたというようなことを描いています。

同じB6サイズでいうと、その日のタスクの洗い出しマインドマップなどをかなり小さいやつで描いています。これらは、色を使っています。

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※クリックすると拡大します。

ちなみに、トライアル講座の練習用に家族に教えたら、それ以来マインドマップで日記を描いてくれています。
※注:淺田さんは、マインドマップの公認コーチであり・研修フェローでもあるので教育機関内でトライアル講座などもされています。

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※クリックすると拡大します。

あとは、相変わらずセミナーのメモは、マインドマップでとっています。
私としては、文字は、黒のボールペンで描くと楽ですね。

そして、iPad/iPhoneでは、iThoughtsを使って、パソコンでiMindMap形式で直すなんてことをやっています。

そういえばiPhoneに、こんなツールがありますよ。
うろおぼ絵17
これで絵の練習をするのもよいかも。


仕事では、モレスキンを持ち歩いているのでそれでメモしたりしています。

そして、一番活用することが多いのは、この研究室に貼ってあるホワイトボードですね。
これは便利ですよ。

伊藤:いろいろな人が言いますね。ホワイトボード便利だって。

あとは、論文を描くときの全体像整理です。これは手がきでやったりiMindMapでやったりですね。

伊藤:どういう基準で使い分けていますか?

そうですね。はっきり基準というほど、はっきり意識はしていませんが、
ある程度、自分の中で固まっているアイデアを整理し直す場合は、取り出しやすさで両方使い分けています。この場合、iMindMapの方が後々きれいにまとまって見やすいですね。
逆に、自分のアイデアを広げていくのがメインの場合は手がきで自由気ままにかいていき、iMindMapはあまり使わないです。

iMindMapでタスク管理

タスク管理は、最初は、スケッチブックで描いていたが、最近はスケッチブックではなく、iMindMapで年間計画のタスク管理をしています。iMindMapのガントチャートを使っていますよ。

ここ(自治医科大学のメディカルシュミレーションセンター)の年間計画をたてるのに、iMindMapでマインドマップをかいたのですよ。そして、「そういえば、iMindMapガントチャート機能があったなぁと」ということで使ってみたら結構便利でした。

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※まず、iMindMap 5でマインドマップを作成。クリックすると拡大表示されます。

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※次に、プロジェクトマネジメントモードに切り替えてガントチャートを完成させます。こちらもクリックすると拡大表示されます。

チーム学習の準備と実践に活用

あとは、自分の講演の流れを整えるのに使っています。 例えば、トライアル講座をやるときとか、医学部の学生にマインドマップを教えました。

その時(講座の流れ作りの時)は、基本ホワイトボードに「ざざっ」とかいて、その後、iMindMapでマインドマップをかきなおし、講座のタイムスケジュールをそのマインドマップに書きこんでいきます。

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※淺田さんは、タイムスケジュールをブランチに載せると、見にくくなるから、脇に時間を書き足しています。

論文もある意味似た感じですね。特に、学会の口頭発表用に使う抄録は字数制限も数百文字くらいと少ないので、「このあたりは100文字かなぁ」と同じように考えていきます。

他には、チーム学習をやった際に、その後、振り返りをします。

チームのメンバーで見ていて、「このへんはうまく行ったけど、このへんはうまく声がけできなかった」というブリーフィングをしています。
その際、新人看護師と、師長レベルの看護師で、やる場合などに、新人がなかなか、発言できずに師長が一方的に話してしまうことが多くなってしまいます。

なので、まず、新人一人ひとりにマインドマップ形式でアイデアまとめさせています。
具体的には、iMindMapを使って、ブランチだけを伸ばしたテンプレートのマインドマップを配ります。そして、そこに好き勝手にキーワードを載せてもらいます。

それを元に発表してみようか、という感じでファシリテーションをやりつつまとめていきます。

マインドマップの伝え方としては、最初は、ホワイトボードにマインドマップ形式でまとめてあげます。
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※嬉しそうにホワイトボードに書き込みをする淺田さん。

そのマインドマップを見せたあとに、かいただけではなく、「コレを使えば振り返りができるよ」「単語を追っていくだけで復習になるよ」というのを暗に示してあげます。
こんな感じの、教授法なども研究しているのですよ。


他に学生(医学部生・看護学生)に対しても教える事で、医療分野におけるマインドマップの普及が進む事を密かに狙っています(笑)
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学生にもメンタルリテラシーを教えたり、グループでディスカッションをする際にも「こういうメモのとりかたがあるのだよ」というのを教えていくことで、医療分野でもマインドマップを広めていきたいですね。
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「医学部の学生でこういう効果がある」「じゃあ、医師とか看護師にも効果があるだろうね」という具合に広げられればと考えています。
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また、学生に教えるというところで、自治医大には、学生セミナーというものがあります。

教員が比較的自由にテーマを設定して開講することができるため、そこにマインドマップの講座を組み込ませてもらっています。
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マインドマップの管理

伊藤:マインドマップの管理はどうしていますか?

ホワイトボードにかいたものは、iPhoneで写真をとってそのままEvernoteにいれています。
iPhoneのFE Snapというアプリを使っています。

紙にかいたマインドマップは、ScanSnapが通れば、ScanSnapでスキャンしていますね。
そうじゃないときは、写真で撮るか、縮小コピーをするかで、画像もしくはPDFでデジタルで保存をします。

伊藤:スキャンしたあとの紙は、捨てていますか?

まず、黒一色でかいたものは、保存していないです。

そして、まさにたまったマインドマップをどうするかが悩みどころだけど、多分そのうち捨てます。

伊藤:私も、そのうちスキャンして捨てようと思いつつ自宅に山になっていますよ。


マインドマップ用のツール
伊藤:淺田さんは、以前からマインドマップ用のツールも研究していますよね。いくつかご紹介下さい。

はい。まず、このJetstreamの多色ペンをモレスキンやコピー用紙の裏に殴り書きをするときに使っています。

あと、相変わらず、二三色だけ筆ぺんを持ち歩いています。
最後のサインを入れたりとかに使うことが多いですけどね。

伊藤:そういえば以前、淺田さんのカバンは「マインドマップバック」みたいになってましたよね。

あと、マルチエイトを普段持ち歩いているマインドマップセットにいれています。
ステッドラーの色鉛筆12色セットは、研究室と自宅にそれぞれ用意しています。

伊藤:iMindMapもいろいろ活用されていますよね。

iMindMapは、MacかタブレットPCかを使っています。
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伊藤:mindmap.jpのマインドマップ講座の良いところを教えてください。

1.アフターフォローが良かった。
2.講師の先生がマインドマップの型の理解と伝え方に苦悩していたのが伝わって来たのがよかった。
  つまり、なぜそれが有用なのか、どのように活用しているのかが知れたのが良かったです。
3.マインドマップ万能主義じゃないところ。
ですね。受講動機と一部重複しますが。

伊藤:ありがとうございます。今後のmindmap.jpへの期待・要望を教えてください。

プラスアルファの応用講座を定期的にやって欲しいですね。

以前あった、Lifehacking.jpの堀さんとのタイアップのようなものもよいですね。

それと、mindmap.jpらしい、IT系らしい、ブログっぽいことやiMindMapの講座なんかも。
折角ある昔からあるmindmap.jpなのですから。

伊藤:淺田さん、インタビューありがとうございました。

マインドマップ基礎講座のお知らせ

淺田さんが受講された「マインドマップ基礎講座」mindmap.jpでは、定期的に開催しています。フォロー体制も拡充して、マインドマップをマスターするだけではなく確実に成果をあげられる体制をつくっているので、ご興味のある方はこちらをご覧くださいませ。

動画メッセージ

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